【開発秘話】
お取引先から、ある国際大会のメダルテープを作れないかという話を頂きました。
組紐でメダルテープを作るためには、以下の条件が必要となります。
・技術として幅が30ミリの幅である
・その幅を織れて薄くて柔らかくて丈夫なもの
なかなかの難題です。
その後、メダルを組紐にに接合させるための加工。
これがさらに苦労をしました。
設計から施策、開発、製品化まで8ヶ月かけて、新たな技術を作りあげました。
こだわりの点は、紐の染色において、選手の汗とかで色落ちしない工夫をしたところです。
開発の苦労があってこそ、新しいモノが誕生する。
これが、組紐をイノベーションさせる上での大きな糧になっています。
(インタビュー:伊賀組紐:4代目社長 松田智行)