組紐マスクの開発

コロナ禍でマスクが生活必需品になり、マスクに機能性以外のものが市場から求められ、組紐を使った商品が登場したりもしました。

お洒落性もあると思うんのですが、日本で初めて組紐マスクを開発したのが、糸伍です。

普段は約幅が15ミリ位の組紐として使われている組紐を15センチ位の幅の広いものを開発しました。

着物を着た時に本当に似合うマスクというものを作りたいという思いが強かったことから具現化しました。

幅の広い組紐を作るのは、ものすごく難しく普段は、15ミリ位しか作れない機械を何とか15センチのものが作れるように機械を改造するとこから始まり、ようやく作ることができ、なんとかという形に落とし込むことができたという開発エピソードがあります。

初めての完成品は、着物を着た時に「これをつけたら間違いないよね!」という、すごく似合うマスクができたなと思いました。

試作から開発までの時間は?

幅が広い組紐を織ると言うのは、色々な国際大会のメダルのテープを作っていく過程で技術が出来上がっていきました。

その技術をマスクより幅の広いものを得るために、約半年かけて技術を作りました。