組紐のルーツは?

組紐の一番のルーツを辿ると、機械での織り始めは奈良時代からでした。

ではそれ以前はどうしていたかというと、単なる一本の紐でしたら、着物の上とかにつけてもせいぜい、髪の毛の太さぐらいしかないので紐としては役に立ちませんでした。

ですが、これを太古の人たちがどのようにしていたかというと、髪の毛くらいの太さの紐を何本も編むところから
始まり、そういう紐の編み方は、あやとりの原理を使っていました。

指に紐を何本もかけて、あやとりみたいにして組んでいったところから、組紐の原点ができたのです。